築40年、数年前に大規模修繕工事が実施されています。

オーナーＫ様からは、劣化が進行した各室の床板張替のみのご要望でしたが、ユニットバス・洗面化粧台の取替、壁天井クロスの張替も同時に実施することになりました。

着工２週間前には、案内文書＆工事工程表の掲示、ＥＶかごやエントランスホールの養生を実施しました。また、当マンションでは、着工１ヵ月前までに「専有部修繕等工事申請書」を管理会社経由で管理組合へ提出し、承諾を得なければなりません。

これだけの規模のリフォームとなると、居住しながらの施工は不可能なため、オーナーＫ様はマンスリーホテルへ。

家具類の移動も一苦労です

幸いバルコニー空間が広いため、家具置場には恵まれています。多少の雨風でも濡れないよう、しっかりと養生を実施しました。

ユニットバスの解体も無事完了。今回は、最新のシャワーユニットに取替を行います。

リビングの床も解体完了。当マンションでは床下配管の劣化による漏水事故が多発しているため、この機会に全て取替を実施します。

40年頑張ってくれた分電盤も一式取替。見落とされがちですが、劣化が進行した分電盤から火災事故が発生する場合もあります。また、既設ブレーカーには中性線欠相保護機能が無いため、何れにしても取替が必要です。

敬老の日の本日も、大工のＡさん黙々と頑張ってます！この部屋にはＴＶ端子が無く、Ｋ様は室内アンテナでＴＶ視聴されていたため、この機会に床下配線して壁面にＴＶ端子を新設します。

現場は、最上階しかも１戸のみなので、廊下廻りに資材廃材が仮置き可能。これは本当に有難い！