塗装直後なので当たり前ですが、見違えるように綺麗になりました

汚損が酷く雑草が繁茂していた瓦屋根は、高圧水洗浄＋除草剤で綺麗になりました

高架水槽架台や斜屋根にはウレタン塗膜防水を新設。保護材は当然４Ｆフッ素樹脂です

パラペットや排水溝にもウレタン塗膜防水を新設。平場用と立上用の防水主材をしっかりと使い分けています

全ての出窓上面にもウレタン塗膜防水を新設

非常に大きなルーフバルコニーには防滑塩ビシート防水を新設。水溜まりがあった部位は可能な限り勾配調整を行いました。

コーナーや排水溝廻りに立上用主材を用いたウレタン塗膜防水を先行施工することで、防水性能が向上します。防滑塩ビシートは高級感があって良いですね。Ｔ様にも大変ご満足いただきました

腐蝕が進行し建付が悪くなっていた網戸はこの機会に取り替えを実施。

玄関扉のクローザーも取替

濡れ縁には全面に木部塗装を施しました

完了検査に同行してくれた社長のバイクが故障し、那覇までレッカーされたそうです

何時ものように、完成図書をしっかりと作成しました

今回は、８日(月)に着工した瀬底島在Ｕ様所有コテージ修繕工事をご紹介いたします。

一年で一番寒い時期ですが、これから約１ヵ月間宜しくお願いいたします！

本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。


早速ですが、昨年29日に那覇市前島Ｕ様共同住宅大規模修繕工事が完工しましたのでご紹介いたします。

オーナーＵ様、居住者の皆様、近隣住戸の皆様

難しい現場でしたが、お蔭様で無事故で無事完工することが出来ました。

ご協力誠に有難うございました！

やはり、どんなに仕事が充実していても、結果が伴わないと何をしても楽しめないです。これもひとえに、お客様・お取引先・社員の皆様のお蔭と深く感謝申し上げます。


そういう訳で、年末年始は、普段乗れない愛車たちにたっぷり触れることができました

築８年、12階建、52戸の大きなマンションです。

「以前から台風や強風時に大きな騒音があり大変困っている」とのことで、管理会社でアンケートを実施したところ、、

主に８階以上の上層階、且つ妻（建物の短辺方向）側で発生しているようです。

今年7月末に、住戸バルコニー手摺の現地調査を実施しました。写真は平（建物の長辺方向）側のアルミ手摺です。

アルミ部材の寸法は大きく、縦格子の間隔は狭く、がっしりしています。

次に妻側バルコニーのアルミ手摺を確認したところ、、

僅かですがぐらつきがあります。部材寸法も平側に比べると小さく、間隔も大きいですね。

実は、高層建築物に設置されたアルミ手摺から騒音が発生する事例は全国的に数多く報告されています。文献等で調べたところ、騒音の種類には流体音と振動音の２種類があるそうです。

流体音とは、「空気や水などの流体の運動によって、流体中に発生した圧力の変動が伝播して発生する音のこと。主に手摺面に対して平行に風が当たる場合に発生する。また発生時には格子の振動を伴わない」ものとあります。

振動音とは、「風が格子の間を垂直に通過する際に発生した空気の渦と格子自体の固有振動数が合致したとき、又は格子自体が共振して大きな音になる現象のこと」とあります。

難しい話ですが、流体音と振動音何れも原因として考えられるということですね。

10月末に開催された管理組合理事会に参加させていただき審議したところ、費用対効果を鑑み、先ず可能性が最も高い妻壁側手摺の工事を行うことになりました。写真は手摺子の中央部にアルミ角材で補強材を新設しているところです。

対象住戸全てに強固な補強材を設置しました。外部足場があれば比較的安価且つスピーディーに実施できる工事ですが、各住戸ごと玄関から入室して行う工事は、とても気を遣います

ステンレス製のビス頭にはシリコン系シーリング材を塗布しています。固定度が高まるだけでなく多少なりとも防水効果が期待できます。

スペースが狭く施工し難い部位は、特殊工具を使用。流石ベテランの職人さんは仕事が早くて丁寧ですね

贔屓目無しにとても綺麗な状態でした

常に強烈な紫外線に晒されるＦＲＰ製高架水槽上面も艶味が凄い

高架水槽架台廻りの外壁、ウレタン防水層、ドレインの状態も良好

膜厚管理をしっかりと行い実施した屋上屋根防水層はもちろん全く問題無し

屋上のフレキシブルジョイントに発錆あり。ここは構造上完全な防錆対策が出来ないところです。

アフター点検は外観目視が主となりますが、保証項目の「塗膜の変退色、剥がれ、切れ、浮き」は全く見当たりません

各階の廊下廻りも全く問題無し。多少の雨筋汚損は構造上仕方ないですね

錆が進行していた１階各種端子盤も非常に良好

取り替えたステンレス製集合郵便受けにはもらい錆が発生していました定期的な清掃、特に台風一過後の拭き上げが実施出来ればある程度良い状態は保てるのですが、、

水道メーター集中検針盤の鍵部分が発錆していました。可動部分に厚膜防錆塗装を施すと開閉不良などが起こるため、ここは仕方ないところですね。

１階ガス配管に発錆が複数箇所散見されました。ここは補修を実施します！

日を改め、補修工事を実施しました。屋上のフレキ管はタッチアップで即完了しましたが、先述した通り、再発は致し方ないと思います

水道検針盤の鍵部分も綺麗になりました

ガス配管もタッチアップ完了

何時ものように、点検報告書を作成しました。今回のアフター点検を総括すると、弊社が実施した様々な劣化＆汚損対策が功を奏していたので、安心しました

鉄筋コンクリート造２階建、築20年の大きなお宅です。

瓦葺きの切妻屋根です。

高架水槽架台コンクリートに大きな貫通ひび割れが発生しています。水道は直結方式に変更されているため高架水槽は撤去されていますが、ここはひび割れ補修後にウレタン塗膜防水を実施します。

浮きやひび割れが散見されるパラペット笠木上面や排水溝も当然ウレタン防水実施！

屋上パラペットのひび割れはかなり大きく、浸水跡が散見されます。既に鉄筋腐蝕が進行している可能性があります。

バルコニー手摺壁モルタル笠木にもひび割れや浮きがありました。このまま放置すると剥落する恐れがあります。

室内漏水があった部位の外壁には大きなひび割れがありました。ひび割れは0.3ｍｍ程度でも雨水が侵入するため、発見次第即補修されることを強くお勧めします。

窓下部のシーリングも劣化が著しく進行しています。この部位のシーリングの劣化は漏水事故に直結するだけでなく、柔らかいアルミ下枠材の膨張変形で窓の開閉に支障が生じることもあります。

網戸も孔蝕（こうしょく）の進行により著しく強度が低下し建付が悪くなっているため、取替を行います。

とても広い２階バルコニーは殆どが１階の屋根になっているため防水工事は必須です。今回は防滑塩ビシート複合工法にて全面防水を行います。見違えるほど綺麗になりますよ

ご提案時には何時もと同様にＣＡＤ製図を行い、足場面積や各部位の塗装＆防水面積、シーリング長などを正確に積算しました。

足場組立日は生憎の小雨でした。「手元足元注意、手渡し声掛け実施、ゼロ災でいこう、ヨシ！」

無事組上がりました。敷地と隣棟間隔が広いため、施工は比較的やり易いですね

足場の検査完了後、全面打診マーキングと物置解体、不要エアコンの撤去などを実施しました。

本日は、去った６日に実施した那覇市前島Ｕ様共同住宅足場解体その他作業をご紹介いたします。

塗装や防水工事が完成したバルコニーと東側妻壁の２面先行解体となります。

足場は組立時より、解体時に事故が発生する可能性が高いです。何時もの様に安全ミーティングを実施し、その内容をＫＹ活動表に記録として残します。ゼロ災でいこう、ヨシ！

無事解体が完了しました。解体時には、足場を建物に固定するために設置する壁つなぎ跡の補修も同時進行します。

カラーシュミレーション通りの配色に仕上がっています。上品で良い感じですね

まだ足場が残っている廊下側の劣化した屋上手摺壁は、斫り後に型枠材を組み、コンクリートを流し込みました。

片持スラブの先端荷重を低減するために、軽量なアルミ手摺を新設します。

各部に発生していた爆裂部は、鉄筋の防錆処理後にエポキシ系の樹脂モルタルで成型補修を実施。

更に、万全を期すため、樹脂製のネットを専用モルタルで張り付けていきます。コンクリートやモルタルの剥落防止対策として非常に有効です

１階の軒天井に鳩が巣を作り卵を温めているため、周辺の作業が一切出来ません

那覇市に問い合わせたところ、鳥獣保護法により勝手に撤去することは出来ないそうです。

築18年目に達し、外壁汚損だけでは無く、各部に劣化が生じていました。

数種類のカラーシュミレーションを経て、この色に確定。明るくスッキリしました！

高架水槽架台は未防水状態、屋上屋根は防水保護材の定期塗替が未実施のため、劣化が進行していました。架台外壁の汚損も著しいですね

水槽架台上面は不陸調整後にウレタン塗膜防水を新設。防水保護材には屋上共々、最強４Ｆ遮熱フッ素樹脂を塗布

塗装直後が綺麗なのは当たり前のことです。経年劣化を含めた今後の汚損防止対策まで実施出来てこそ「大規模修繕工事」の価値が高まります。ここには弊社が得意とするアルミ製の水切材を新設しました

汚損が目立っていた各階バルコニー手摺壁にも全て水切材を新設しました

高架水槽内のボールタップが故障していたので、２ヵ所とも取替実施。

腐蝕が激しかった給水配管は、高額な足場を設置した時に取替を実施しました

未防水状態だった各階バルコニーには、、

防滑塩ビシート複合防水工法で全戸フル防水。見た目の美しさだけでなく、台風時の漏水事故を未然に防ぎます

外壁にある全てのパイプフード廻りにはシーリング防水を施しました。基本ですね

見過ごされがちなのが、各種配管廻りのシーリングです。ガス給湯器の給水給湯管廻りにも全てシーリング防水実施！

室内を貫通する排水管廻りにもシーリング防水を施しました。こういった部位からの浸水による漏水事故が本当に多いです

２、３階のバルコニーにはアルミ製ルーバーを新設。プライバシーがしっかり確保されました

18年間未防水状態だった屋外階段には、、

バルコニーと同じく防滑塩ビシート防水を実施。建物のグレードが一気に上がりました。分譲マンションの様です

廊下の壁天井に設置されていた非常用照明も全て最新式のＬＥＤに取替実施。今回、ﾊﾞﾙｺﾆｰ内を含む全ての照明器具をＬＥＤ化しました

各階の大梁上面には、、

全部位にウレタン塗膜防水を実施。大梁は主要構造部であるだけでなく、その入隅はコンクリートの打継部となっているため、浸水リスクが高い部位です。大小庇や出窓上面と同じく、ウレタン防水が正解ですね。汚れが溜まりにくくなるため、壁面汚損対策としても優れています

接触事故のリスクがある１階バルコニーコンクリート出隅には反射機能を有する保護材を新設

駐車場と道路との段差を緩衝すべく、段差を面取りしました。区画線も引き直し、スムースに駐車出来るようになりました

リフォーム後なので当然ですが、とても綺麗になりました

壁床天井のリフォームを実施する際に見落とされがちなのが、木部やスイッチコンセント、エアコン類です。

敷居・鴨居・長押・天井廻り縁・障子枠は研磨塗装、スイッチコンセントプレートは全取替、エアコンは取り外し後クリーニングを実施しました。

剥がれや一部陥没していた洋室の壁床天井も全て張替を実施。壁内にＴＶ端子も設けました。

下部に割れや剥がれが生じていた扉はパテ処理後に塩ビ化粧シートを張り付けました。作動不良になっていたドアノブは最新のレバーハンドルに取替。まだまだ使い続けます！

リビングにはシックな石調アクセントクロスで高級感を演出。いい感じです

玄関ホールは天井クロス張替、照明器具＆分電盤取替、木部塗装を実施しました。

浴室には浴槽の無いシャワーユニットを採用。とても広くてゆったり使用できますね。

洗面脱衣室の照明、換気扇も取替を行い、凄く明るくなりました。正面側の壁面にはアクセントクロスを張付

洗濯機用給水栓は最新の緊急止水栓付きを採用。万が一ホースが抜けても確実に止水してくれます。

床には防水性や清掃性に優れたＣＦシートを張付。床下確認が容易に行える点検口は必須ですね。

洗面化粧台はタカラスタンダードのホーロー製最新型。流石安物とは全く違いますね。長らく使用できると思います

洗面化粧台に隣接する壁面には水跳ね汚損防止のメーカー製ホーローパネルを設置。

上記は洗面脱衣室の床下配管取替後の状況です。

こちらは流し台下の配管取替後の状況。混合水栓も一式取替実施。

こちらは洋室１床下のバルコニー散水用配管。壁内埋設部分も抜かり無く取り替えました。

こちらは鋼製雑排水管内部

様々な想いと覚悟で弊社へご依頼いただいたことを知り、改めて身が引き締まる思いでした。