時期的に台風や雨の影響もあり、工期は３ヵ月も要しました。壁面の中塗材にはコンクリート保護効果に優れる複層弾性防水材を採用

工期を要したのは、時期的なものだけではありません。施工前は劣化の進行したコンクリート打ち放し仕上の建物だったため、塗装前の下地作りに多くの時間を要しました。

屋上にはウレタン塗膜防水密着工法が採用されていましたが、コンクリートスラブのひび割れに追従出来ず、下階天井に漏水が発生

対策として、ウレタン塗膜防水通気緩衝工法を採用！シートが、コンクリート下地の動きを文字通り「緩衝」するため、ひび割れの影響を受けません

防水保護材（トップコート）は超高耐候を有する４Ｆ遮熱フッ素を採用！

写真は、通気緩衝シートを張り付けている様子です。

各階バルコニーの床面や吹抜部大梁上面にも全てウレタン塗膜防水を施工！

全ての小庇上面やプラントボックス床面にも当然ウレタン塗膜防水を実施！庇上面に壁用塗料を塗っても直ぐに劣化が進行します。

未防水状態で劣化が進行していた屋外階段には、、

防滑塩ビシート複合工法で完全防水しました

弊社規定に準じ、完成図書もしっかりと作り込みました。

工事履歴の蓄積は非常に重要ですね。